2021-11-20 団体活動紹介④~木曽川左岸遊歩道友の会 市民活動団体紹介 今回は、「木曽川左岸遊歩道友の会」さんの活動をご紹介します☆ 私は可児市に住んで17年、以前は土田にも住んでいたのに、一度も木曽川左岸遊歩道に行ったことがなかったので、ワクワクした気持ちで取材に行きました♬土田・渡の交差点まではスイスイ。そこから細い道をゆっくり進みます。 立派な駐車場がありました! 車を停めて、竹林に向かって木曽川沿いの遊歩道を歩いていきます。 「かぐや姫の散歩道」の看板がありました。 しばらく歩くと、キレイに整備された竹林がみえてきます。 キレイに整備された竹林の中を歩きます。 幻想的な世界・・・ 竹林から眺める木曽川もキレイ!! 舗装された川沿いの道からの景色 この日はちょうど、木曽川左岸遊歩道友の会のみなさんが竹粉砕作業をしていました! 粉砕された竹チップを地面に敷きます。 竹の香りがして、足で踏む感触がとても良かったです✨ 今回、「友の会」事務局長の田中さんにお話を伺いました。「木曽川左岸遊歩道友の会」も今年で14年目を迎えます。この地域活動を始められた発起人や当時の役員の方々は次のような思いのもと、この事業に取り組まれました。以前、ここは竹林や雑草が生い茂り、荒れ果て、ゴミの不法投棄の温床になる恐れのある場所でした。地域の中で、「このままではもったいない。何とか整備して、埋もれた景観を甦らせ、市民の健康づくりや『憩』の場所にしたい」という声がありました。そこで、今渡自治連合会と土田自治連合会で、「自分たちでできることからはじめよう」という考えのもと、木曽川左岸一帯の整備を提案し、会議や現地調査を積み重ねて、ボランティアの募集をし、平成19年11月17日から作業を開始しました。遊歩道の基本ルートの整備作業は5か月半ほどで完成しました✨様々な問題もありましたが、可児市や国交省の理解と支援を得て整備をすすめていきました。・・・ということを伺っています。役員メンバーも一部変わりました。私たちも先輩の方々の思いを大切に引き継いで取り組んでいきたいと思っています。平成20年6月17日「木曽川左岸遊歩道友の会」設立。現在会員数は160名。川沿いの遊歩道に加えて竹林内のルートも整備されました。草刈り作業、竹林や遊歩道の整備、古い竹の伐採、貴重植物の保護、谷川の清掃など、活動は多岐にわたります。他にも、地元の保育園と連携して、遊歩道及び竹林を活用した保育活動を実施。筍掘り体験活動もしています😊地元小学生を対象に、遊歩道を活用した「ふるさと学習」や、環境学習の支援活動もしています📖地区センターの「ふるさと学習」や「竹細工教室」を通して、「竹林」や「自然環境」への関心も高めます。市民参加のウオーキング行事も楽しそうですね♬他にも生物調査、清掃活動、イベントでの友の会啓発活動・・・と様々な活動をされていることに驚きました!田中さんは言います。「ここが、地域の人たちの憩いの場、四季折々の自然、歴史や伝承、史跡などに触れることができる学びの場になるといい。また、次世代の子どもたちに、この地域の良さを引き継ごうとする気持ちが育ってくれることを願っています。そして、子どもたちに素晴らしい環境を残していくためにも、整備活動に頑張りたいと思います。」 環境資源を大切にして、維持・管理し、地域の人たちのために活動を頑張っている友の会のみなさんから、多くの事を学ばせてもらいました✨本当に良いところで、今度は家族を連れて行きたいなと思いました。「木曽川左岸遊歩道友の会」のみなさん、ありがとうございました!!