可児市総合会館2階にある市民公益活動センターMeetsです! 可児市内の団体の活動内容や、Meets主催の講座の様子などをブログに書いています☆

団体活動紹介㉔~相互扶助の会いしずえ

相互扶助の会いしずえを紹介します。
いしずえは可児市広見でボランティア活動を行うと共に、助け合い、生きがいのある心豊かな生活を送ることを目的として活動している団体です。

1月23日に、いしずえの事務所兼サロンでもある「ミニカフェくるみ」にお邪魔しました。場所は可児市広見、東可児病院の向かいの通りを少し歩いたところです。

入口には可愛いのれんに「ミニカフェくるみ」とありました。
代表の河合さんと会員のみなさんが出迎えてくれました😊
ここは、地域の人が集うみんなの居場所です。

この日は火曜日。毎週火曜日の喫茶では季節に合わせてお茶会や歌、K体操などの様々なイベントを開催しています。
ミニカフェくるみは、近所の人だけでなく、どの地域から来てもOK!
電車に乗ってくる人や、長い距離を歩いてくる人もいるんですって。
ちょうど伺ったこの日はお琴の演奏会がありました。

琴の素敵な音色にみなさんうっとり。

この日、地域で琴の教室をされている方が演奏に来てくれていました。
曲目は「春の海」や「早春賦」「春よ来い」など。
お正月にショッピングセンターで聞いたことしかなかった私は琴の雅で力強い音色に感動しました✨

演奏会の後、参加者は琴について質問したりして盛り上がりました。そしてみんなでティータイム☕
琴の先生たちも同席し、琴や他の楽器の話、最近やっている習い事、最近免許を返納したこと、いしずえの活動が始まったころの懐かし話などで賑やかに・・・。
あっという間に終了の15時となり、参加者のみなさんは「また来るね~」と笑顔で帰っていきました。いしずえの会員のみなさんは、片付けや今後の打合せを始めていました。

相互扶助の会いしずえは昭和60年に発足。活動はなんと40年近くになります😲
会員は現在は32人。
会が発足してすぐにチケット制の助け合い活動を始めました。
そして、介護技術を学び、様々な施設でボランティア活動をしました。
平成8年、手作りの介護用品を販売してほしいという声を受け、今の事務所とは違う場所でいしずえの事務所兼「福祉の店くるみ」をスタート。
その後、介護講座や料理教室、リフォーム作品展などを開催。食事会や喫茶も始めました。
27年続いた「福祉の店くるみ」は昨年3月に終了。
5月に今の場所に移転し、「ミニカフェくるみ」を再開しました!

現在のいしずえの活動内容は
喫茶毎週火曜日 13:30~15:00 参加費100円
食事会:毎月第2木曜日 11:30~13:00 参加費500円
手作りサロン折り紙):毎月第4木曜日 13:30~15:00 参加費100円
ビンゴ麻雀:毎月第2・4土曜日 13:30~15:00 参加費100円
家事・介護支援
通院・散歩の付き合い・話し相手・家事全般
時間要相談 料金1時間650円+交通費
施設ボランティア(現在休止中)
特別養護老人ホームでお茶会・話し相手などの協力
広報活動
年3回機関紙「いしずえ」発行(会員のみなさんの近況や川柳、いしずえへの思いなどが書かれた機関紙です。会員が推敲を重ねた力作を是非読んでみてください。機関紙はMeetsにも置いてありますよ!)
などです。

いしずえの会員は、それぞれが自分の好きなこと、得意なことを活かした役割をもち、生き生きと活動しています✨
会報をつくる人、サロンの準備・片付けをする人、家事・介護支援に行く人・・・など色々な役割があります。


月に1回運営委員会を開催。議題を決め、何をどう進めていくかをみんなで考えて決めていきます。司会は持ち回り制。自分事になると、みんな真剣に考えて動きます


そしてそんな会員をまとめる代表の河合さんの存在は大きく、会員のみなさんは河合さんを慕い、頼りながらそれぞれが自分の力を発揮しています😃
いしずえは、会員が自主的に好きなこと得意なことで活躍することで、自分らしく元気に過ごすことを目的に活動しているのですね。
いしずえのみなさん、ありがとうございました!