可児市総合会館2階にある市民公益活動センターMeetsです! 可児市内の団体の活動内容や、Meets主催の講座の様子などをブログに書いています☆

「政治学者、PTA会長になる」を読みました😀

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小中学生の子どもがいる私の年代にとって、PTAというのはとても身近な存在です。PTA=役員問題、忙しい、一年なんとか乗り切れば・・・など、大変だ💦というイメージが多いですね😅

この本の著者、岡田憲治さん(オカケンさん)は、大学で政治学を教える教授。
様々な経緯でPTA会長を引き受けることになって、オカケンさんが今まで見たことのないPTAという世界で、あらゆる問題に奮闘します。
オカケンさんの、PTAという組織を冷静に客観視した書きぶりが本当に面白くて、読んでいてつい笑ってしまいます🤣

オカケンさんが会長としての3年間で、他の個性豊かな役員の人たちと共に、変えるべきところは変え、残すべきものは残し、役員が負担に感じていた行事を新しい形に変えたりして様々な改革をしていきます✨

例えば、
出席するのが憂鬱なPTA総会で、会計報告・活動報告の後におしゃべり会を設けたり、
役員が昔から負担を感じて苦しみながらやっていた地域の方への接待をやめて、地域防災懇話会に形を変えてみたり、
コロナ禍で不安に押しつぶされそうだった新一年生の親子のためにプログラムを企画したり、などです。

オカケンさんのエピソードの合間合間に、「PTAと学校の関係とは?」「任意団体とは?」「自治とは?」などについても分かりやすく書いてあり、あっという間に読めてしまいます!

これはPTAのお話ですが、自治会などの任意団体すべてに置き換えられる話だと思います。
「なぜ私たちはここにいるのか?」
「○○(団体の名前)はなんのためにあるのか?」
ということを、改めて基本に立ち返って考える機会になると思います。
是非みなさん、読んでみてくださいね☆